会員センター
    終了
    qr Code Url

    qrcodeをスキャンしてモバイルウェブサイトを表示

    image 日本語
    • image English
    • image 日本語
    • image Français
    ホーム /ニュース /サーマルパッド /SSD・GPU・CPU向け高性能サーマルパッドの技術解説 /

    SSD・GPU・CPU向け高性能サーマルパッドの技術解説

    著者: CHACE / Tousen Thermal Management Engineering Team
    2026-01-30
    {当前产品的产品关键词轮巡使用}

    高性能サーマルパッドに関するエンジニアリング視点からの技術解説

    近年、電子機器の高性能化・高集積化が急速に進む中で、熱マネジメントは回路設計や機構設計と並ぶ重要な技術要素となっています。 SSD、GPU、CPUといった主要半導体デバイスは、限られたスペースの中で高い消費電力と発熱密度を持つため、適切な放熱設計がシステムの安定性・信頼性・寿命を大きく左右します。

    本稿では、熱設計エンジニアの視点から、SSD用サーマルパッド、GPU用サーマルパッド、およびCPU用サーマルパッドについて、用途別の要求特性、材料選定の考え方、実装上のポイントを客観的かつ技術的に解説します。

    1. サーマルインターフェース材料の役割

    実際の放熱設計において問題となるのは、金属材料そのものの熱伝導率よりも、部品間の界面に存在する微細な空隙による「界面熱抵抗」です。 表面粗さや組立公差により発生する空気層は、熱伝導を著しく阻害します。

    サーマルインターフェース材料(TIM)は、これらの空隙を充填し、熱源からヒートシンクや筐体へ効率的に熱を伝える役割を担います。 TIMにはサーマルグリス、接着型材料、サーマルパッドなどがありますが、量産性・厚み管理・長期信頼性の観点から、サーマルパッドは多くの用途で採用が拡大しています。

    2. SSD用サーマルパッド:高密度・省スペース設計への対応

    NVMe SSDの普及により、ストレージデバイスの発熱量は従来に比べ大幅に増加しました。 特にデータセンターや高負荷処理環境では、SSDコントローラの温度上昇が性能低下やサーマルスロットリングの原因となります。 このため、SSD用サーマルパッドの選定は極めて重要です。

    SSDの熱設計には以下の特徴があります。

    • 基板サイズが小さく、発熱源が集中している
    • 放熱スペースやエアフローが制限される
    • 界面熱抵抗の影響を受けやすい

    これらの条件下では、十分な熱伝導率に加え、微小な段差や反りを吸収できる柔軟性を持つSSD用サーマルパッドが求められます。 ヒートスプレッダや筐体との間に確実な熱経路を形成することで、安定した温度制御が可能となります。

    3. GPU用サーマルパッド:高発熱デバイスの熱拡散

    GPUは現代の電子機器において最も発熱量の大きい部品の一つです。 ゲーミング、AI演算、画像処理などの用途では、GPUコアだけでなく、メモリや電源回路も同時に冷却する必要があります。 このため、GPU用サーマルパッドは非常に重要な役割を果たします。

    GPU周辺では、以下のような設計課題が存在します。

    • GPUコア、VRAM、VRM間で高さが異なる
    • 局所的な高熱流密度
    • 長時間の高負荷運転による熱サイクル

    適切なGPU用サーマルパッドは、これらの部品間の段差を吸収しつつ、安定した熱伝導を実現します。 サーマルグリスと比較して、ポンプアウトや経年劣化のリスクが低く、量産工程においても安定した品質を確保しやすい点が評価されています。

    4. CPU用サーマルパッド:補助的熱経路としての活用

    CPUの主要な放熱界面ではサーマルグリスが主流ですが、近年では補助的な熱経路としてCPU用サーマルパッドの使用が増えています。 特に、産業機器、サーバー、組込みシステムでは、CPUから筐体や冷却プレートへ間接的に熱を伝える構造が採用されるケースが多く見られます。

    CPU用サーマルパッドには、以下の特性が求められます。

    • 適度な熱伝導率と安定した圧縮特性
    • 長期使用における寸法安定性
    • 高温環境下での信頼性

    エンジニアリングの観点では、サーマルグリスとサーマルパッドを併用し、熱経路全体を最適化することが有効な設計手法といえます。

    5. 材料選定と評価方法

    SSD用サーマルパッド、GPU用サーマルパッド、CPU用サーマルパッドを選定する際は、公称熱伝導率だけでなく、実装条件を考慮した総合評価が不可欠です。

    • 圧縮時の実効熱抵抗
    • 熱サイクル試験による耐久性
    • 実機動作時の温度測定

    これらの評価を通じて、初めて実使用環境での性能が明確になります。

    6. 高性能サーマルパッドの応用例

    高発熱用途向けには、材料設計を最適化した高性能サーマルパッドが有効です。 例えば、 Ultra High Performance Thermal Pad は、高い熱伝導性能と機械的安定性を両立した製品として設計されています。

    本製品はSSD用サーマルパッドとしての使用に加え、GPU用サーマルパッド、CPU用サーマルパッドとしても幅広い熱設計に対応可能であり、複雑な熱マネジメント課題を抱えるシステムに適しています。

    7. まとめ

    電子機器の高性能化が進む中、放熱設計は製品価値を左右する重要な要素となっています。 SSD用サーマルパッド、GPU用サーマルパッド、CPU用サーマルパッドを適切に選定・活用することで、温度上昇を抑制し、システム全体の信頼性を向上させることが可能です。

    最適な熱設計は、材料特性の理解と実機評価の積み重ねから生まれます。 今後も用途に応じたサーマルパッドの活用が、安定した高性能システム構築の鍵となるでしょう。

    シェア:

    蓄電池システムにおけるサーマルパッドと放熱設計の技術解説

    エンジニア視点で解説する断熱テープと配管用耐熱テープの選定

    関連記事

    image
    EV充電器の熱設計における熱伝導シートの役割を解説。熱伝導率、厚さ、圧縮特性、絶縁性の評価方法を紹介し、パワー半導体や電力変換回路の放熱と信頼性向上につながる材料選定を支援します。
    EV充電器の熱対策に適した熱伝導シートの選定と活用方法
    2026-10-23
    image
    ネットワークスイッチの安定稼働を支える熱伝導シートについて、ASICや電源回路への適用例と選定基準を解説。熱伝導率、厚さ、圧縮特性、電気絶縁性、長期信頼性を考慮した放熱設計の要点を紹介します。
    ネットワークスイッチの放熱対策と熱伝導シートの選定
    2026-10-21
    image
    高性能ルーターの熱管理におけるサーマルパッドの役割と選定基準を解説。熱伝導率、厚さ、圧縮特性、絶縁性を比較し、ネットワーク機器に適したTOUSENの放熱材料をご紹介します。
    ルーターの放熱対策に適したサーマルパッドの選び方
    2026-10-20
    image
    サーバーのCPU、GPU、メモリ、電源回路の放熱に適した熱伝導シートの選定方法を解説。熱伝導率、厚さ、圧縮特性、界面熱抵抗、電気絶縁性、長期信頼性の評価ポイントと、ITOUSENのシリコーン系熱伝導シートを紹介します。
    サーバー向け熱伝導シートの選び方と放熱設計のポイント
    2026-10-19
    サイトマップ

    家

    製品

    応用

    ニュース

    ダウンロード

    どんな御用でしょうか

    TEL +86 18566122282(ヤナギ)    WhatsAPP +81 80 7029 9037

    EMAIL: ZDLIU@ITOUSEN.COM SALES@ITOUSEN.COM Europe@itousen.com

    材料の選択、熱管理システムやソリューションの設計など、熱管理に関してご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。私たちは協力して、設備や機械の安定した信頼性の高い動作を保証します。

    Copyright © 2021 キングテーマ v2. Powered by web Jinggong Network Security No. 32058302002032

    利用規約 プライバシー Cookie 利用規約

    お問い合わせ

    • アップロードできる添付ファイルは最大で1つだけです
    • サポートされている形式: PDF、JPG、PNG、EXCEL、WORD、STP、IGS、DWG、DXF、PDF、STEP
    • アップロードするファイルのサイズは10MBを超えてはなりません
    (384096)
    0