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    導熱シリコーンパッドと導熱パッドの技術要点と設計ガイド

    著者: CHACE / Tousen Thermal Management Engineering Team
    2025-11-30
    {当前产品的产品关键词轮巡使用}

    導熱シリコーンシート運用チェックリスト:硬度・ダイカット・離型フィルム・テアタブ・去粘の実務指針

    概要:導熱シリコーンシート(導熱パッド / シリコーン導熱シート)は扱いやすいTIMですが、硬度、異形ダイカット、底紙・面膜、テアタブ、去粘といった設計上の詳細が生産歩留まりと熱性能に大きく影響します。本稿はTOUSENの現場事例を基にした実務的チェックリストを提供します。

    導入 — 単純そうに見える材料が現場で問題になる理由

    導熱パッド(導熱シリコーンシート)は取り扱いの容易さが利点ですが、設計段階での仕様詰め不足が量産時の不具合を招くことが多くあります。以下は特に注意すべき5つのポイントです。

    1. 硬度選定 — 材料単体ではなくシステム判断を

    硬度はシステム全体のパラメータです。過硬は基板の浮き上がりや曲げを招き、過柔は低圧下での熱伝導不足を招きます。目標圧縮率(20–40%)を仕様に含め、圧縮残留や復元性のデータを要求してください。

    事例:サーバー改良設計で45 Shore 00を流用したところ基板浮きが発生。硬度を25 Shore 00相当に変更したら不具合が解消しました。

    2. 異形ダイカット — 孔・フレーム・最小寸法の設計

    フレーム幅1.0mm未満は原則避ける、厚みと硬度に応じて最小特徴寸法を決める、切断方法(打ち抜き/レーザー)で試作検証することが重要です。

    事例:フレーム0.6mmで断裂が頻発。1.2mmに拡大しレーザー補助切断に変更して不良率が劇的に改善しました。

    3. 離型フィルムの選択 — 剥離力と保護性のバランス

    硬いPETは切断安定性に優れるが剥離力が高く作業効率に影響する。客先支給フィルムを使う場合はロット毎の剥離特性を確認してください。

    事例:客先支給PETのロット差により剥離力が変動、搬送中に材料が浮く事象が発生。膜材組成を双方で見直し最適化しました。

    4. テアタブ設計 — 小投資で大きな改善

    外周に4–8mmの把持しやすいタブを設けることで作業効率が大幅に向上します。自動化グリッパー適合性も確認してください。

    事例:テアタブ位置を外周へ移動するだけでライン効率が27%改善しました。

    5. 去粘処理 — 熱特性を損なわない方法を選ぶ

    多くの去粘技術は表面のフィラー分布を損ない、熱抵抗を悪化させます。TOUSENの非破壊的去粘技術はRthに影響を与えず作業性を改善した実績があります。

    事例:通信機器で去粘品により接合温度が+6°C上昇。TOUSENの去粘オプションへ変更し基準値へ復帰しました。

    量産前チェックリスト(供給者・顧客での合意事項)

    1. 機械的スタックレビュー(厚み・圧縮率・反作用力)
    2. ダイカット検証(工具にて試作)
    3. 離型フィルムの剥離力測定とロボ配置検証
    4. テアタブの人間工学検証と自動化適合
    5. 熱検証(期待圧でのRth・熱サイクル)
    6. 長期特性(圧縮永久歪等)

    結論

    導熱シリコーンシートは成熟したTIMですが、信頼性の高い適用には早期の部門間協業が不可欠です。設計初期から供給者と共同評価を行い、量産リスクを低減してください。

    TOUSENエンジニアリングへ相談

    © TOUSEN Engineering — Published 2025

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